exust’s blog

1　『フールナイト』/安田佳澄 (1.2巻)

フールナイト（１） (ビッグコミックス)

作者:安田佳澄
小学館

ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL)

・絵が良い上にオモロい。タツキフレンズ(賀来・龍)がやってるようなアクションを単なる超絶画力の暴力じゃなくて着実なカメラワークやカットの旨さで描写していく、その上タツフレに比べて話も圧倒的にオモロい。期待。

2　『借金女が船上カジノでバニーガール催●媚薬調教売春』/ハイパーUCサークル(読み切り)

www.dlsite.com

・「このエロ漫画が凄い！2021」(俺主催・俺調べ)のオトコ編&オンナ編同率1位の奇作。多分ここ数年で一番凄いタツキフォロワー。ファイアパンチ5巻をオマージュした(？)絶頂シーンが全く倫理観無くて凄い。

3　『ルックバック』/藤本タツキ(読み切り)

作者:藤本タツキ
集英社

・言わずもがな。このマンのインタビューでも「音」には言及されてたけど、やっぱりルックバックの醍醐味はライティング(照明)にあると思う。

4　『ア・ピリオド・イン・ウィンター』/岩崎真(読み切り)

5　『ヒーローコンプレックス』/タイザン5(読み切り)

shonenjumpplus.com

6　『嫉妬の化身』/赤場遼(読み切り)

shonenjumpplus.com

7　『PPPPPP』/マポロ3号(1巻)

www.amazon.co.jp

8　『名犬ベス』/カワサキ(読み切り)

www.amazon.co.jp

9　『GURU GURU GURU』/tomoyaWESTRIVER(読み切り)

shonenjumpplus.com

10　『GIANT TORTOISE KILLING』/南賀なん(読み切り)

人間が大好き

しあわせ鳥見んぐ　１巻 (まんがタイムＫＲコミックス)

1. わらびもちきなこ『しあわせ鳥見んぐ』

作者:わらびもちきなこ
芳文社

- 4コマなのに映像的で斬新
- 鳥の忠実な描写、

2. なるめ『ILY.』

ＩＬＹ．　１巻 (ＦＵＺコミックス)

作者:なるめ
芳文社

ブランクスペース（１） (ヒーローズコミックスふらっと)

- 緻密なフルカラードットで描かれる無二のイラスト
- 虚実の境界を揺るがすストーリーと美しく狂気的な青色

3. 熊倉献『ブランクスペース』

作者:熊倉献
ヒーローズ

- ボルヘスを思わせる高純度な文学的SF
- コマ割りとカメラワークが上手い

4. 増村十七『バクちゃん』

バクちゃん 1 (ビームコミックス)

作者:増村十七
KADOKAWA

ジーンブライド（１）【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

- かわいらしい動物風の宇宙人が出てくるが絵柄とは裏腹にダイバーシティについて真剣に迫る
- 社会の寒々しさを思わせる引きの画面や街並みとロマンチックな空や宇宙の対比

5. 井戸畑机『ゆけ！日果さん』

comic-days.com

- 漫画特有の表現の追求
- 言葉で説明せず小物・背景・横書きなどで表現する省略の利かせ方

6. 芦藻彬『SCISSIONE／分裂』

kuma-foundation.org

- リング綴じのループ漫画という無二の媒体
- ストーリーと構造の一致、再読で分岐する物語

7. 石川香織『ロッキンユー!!!新装版』

www.amazon.co.jp

- 大きめのフォントサイズや勢いあるコマでロッカーやバンドマンのメンタル、ビッグマウスをジェットコースターのように表現してすごい
- 見開きをボカロPVのように使う表現

8. 高野ひと深『ジーンブライド』

作者:高野ひと深
祥伝社

たそがれにまにあえば赤井さしみ作品集 (ハルタコミックス)

- 女性主人公の目線で生きづらい社会を丁寧に描いており、ハラスメントや性被害を男性キャラクターが察していくという流れも盛り込まれていて男性にも気付かせる
- フェミニズムだけでなくSF的仕掛けもありラストが凄い、続きが気になる

9. 赤井さしみ『たそがれにまにあえば赤井さしみ作品集』

作者:赤井さしみ
KADOKAWA

ゆりでなるvえすぽわーる(1)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

- キュートな絵柄のショートショート漫画集、短いのにスムーズな導入から予想を裏切るオチまで盛り込む構成力が見事
- ハードカバー、カバーの特殊加工、カバー下のフルカラーイラスト、上下で違う色の花布、ページごとに異なる用紙、アンケートはがきの挿絵など本への愛情あふれる贅沢な製本

10. なおいまい『ゆりでなる♡えすぽわーる』

作者:なおいまい
徳間書店（リュウ・コミックス）

- 各話前後編の構成になっており前半で妄想を、解答編となる後半で時に残酷な現実を描く構成が秀逸
- "自分と他人の幸せの区別ができない人や若い人間が自由になることを自分の人生が否定されることだと勘違いしている老害のためになんで私達が傷つかなきゃいけないんだろう"

okadada

ジョジョの奇妙な冒険第8部モノクロ版 27 (ジャンプコミックスDIGITAL)

・荒木飛呂彦「ジョジョリオン」

作者:荒木飛呂彦
集英社

キャリア的にもうここまでしなくてもいいのに、こんな誠実な作品珍しいと思う。

・あずまきよひこ「よつばと」

よつばと!(15) (電撃コミックス)

作者:あずまきよひこ
KADOKAWA

衛府の七忍　１０ (チャンピオンREDコミックス)

舐めてたというか久々すぎてこのパワーをすっかり忘れてしまってた。「萌え」的文化が産んだものの一つの到達点。

・山口貴由「衛府の七忍」

作者:山口貴由
秋田書店

キャリアの中で疾走と泥臭い自問自答を繰り返しながらこの作品でもう一度他者への信用に止揚した来るべき馬鹿、感涙。

・川勝徳重「アントロポセンの犬泥棒」

アントロポセンの犬泥棒 (トーチコミックス)

作者:川勝徳重
リイド社

全部面白い、「ロイコクロリディウムの恐怖」は読んだ時ため息が出た。

・米代恭「往生際の意味を知れ」

往生際の意味を知れ！（４） (ビッグコミックス)

作者:米代恭
小学館

裏バイト：逃亡禁止（５） (裏少年サンデーコミックス)

画面全体が図形のように気持ち良くてしかもついでに話でも楽しませてくれる、一番楽しい漫画。

・田口祥太郎「裏バイト:逃亡禁止」

作者:田口翔太郎
小学館

ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL)

不安の種以降のホラー漫画で一番新鮮で現代的、これ地味に御茶漬海苔とかホラーMまで視界に入ってると思う。

・藤本タツキ「ルックバック」

作者:藤本タツキ
集英社

ブランクスペース（２） (ヒーローズコミックスふらっと)

何を言っても飲み込まれてしまう、巨大なヒット作。

・井戸畑机「ゆけ！日果さん」

comic-days.com

意識してなかったけどなんか何回も読んでしまってるのでやはり強い魅力がある。

・熊倉献「ブランクスペース」

作者:熊倉献
ヒーローズ

緊張、というか痙攣してるSF。

・panpanya「魚社会」

魚社会 (楽園コミックス)

作者:panpanya
白泉社

安定してないのに安定した評価。「いえめぐり」と同一順位です。

ふぢのやまい

ヒロインは絶望しました。（１０） (マガジンポケットコミックス)

・千田大輔「ヒロインは絶望しました」

作者:千田大輔
講談社

少年のアビス 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

終わらせ方までずっとよかった。連載マンガの気持ちよさ。

・峰浪りょう「少年のアビス」

作者:峰浪りょう
集英社

きたない君がいちばんかわいい: 1【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)

同じく。最高の交通事故。

・まにお「きたない君がいちばんかわいい」

作者:まにお
一迅社

夏の魔物： 2 【描き下ろしマンガ収録】 (アクションコミックス)

何を読んでも面白い現在の百合姫を代表する作品として。

・ノムラララ「夏の魔物」

作者:ノムラララ
双葉社

明日、私は誰かのカノジョ（９） (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)

トーチ賞のコメントといい、椎名うみの帯コメントがすごすぎる。椎名うみマンガ論集出てほしい。

・をのひなお「明日、私は誰かのカノジョ」

作者:をのひなお
小学館

Spotted Flower 5 (楽園コミックス)

届くべきところに届いている本物のマンガだという気がする。マンガにおける電話の使い方がすごい。

・木尾士目「sppotted flower」

作者:木尾士目
白泉社

一話読み終わるごとにページ数をかぞえてみてゾッとする。

・堀道広「おれは短大出」

おれは短大出

作者:堀道広
青林工藝舎

ルックバックよりも興奮したかもしれない。

・岩崎真「ア・ピリオド・イン・ウィンター」

読み切りではぶっちぎりでほんとうにすごかった。全作品ともジャンルがちがう。

・板倉梓「瓜を破る」

瓜を破る　１巻 (ラバココミックス)

作者:板倉梓
芳文社

中年女子画報~ためらいの48歳~ (BAMBOO ESSAY SELECTION)

声出てしまった。

・柘植文「中年女子画報　ためらいの48歳」

作者:柘植文
竹書房

たまに小島信夫っぽい。

井戸畑机

プロミス・シンデレラ（１４） (裏サンデー女子部)

・橘オレコ「プロミス・シンデレラ」

作者:橘オレコ
小学館

しっかりエンタメで娯楽な漫画ありがたい。

・矢寺圭太「ぽんこつポン子」

ぽんこつポン子（１０） (ビッグコミックス)

作者:矢寺圭太
小学館

完結しちゃって寂しかったが最後までよかった。

・勝田文「風太郎不戦日記」

風太郎不戦日記（３） (モーニングコミックス)

作者:山田風太郎,勝田文
講談社

この作者の絵は不思議とどんな話にもしっくりきてしまうのですごい。

・岩崎真「ア・ピリオド・イン・ウィンター」

淡白な絵に対してコマに妙なリアルさがある。

・岡田索雲「川血」

川血 (webアクションコミックス)

作者:岡田索雲
双葉社

BLUE GIANT EXPLORER（４） (ビッグコミックス)

色んなどこかの河童が作画されてて良かった。

・石塚真一「BLUE GIANT EXPLORER」

作者:石塚真一
小学館

ゴールデンゴールド（９） (モーニングコミックス)

熱量が高くスピード感に感動する。感覚で読める漫画。

・堀尾省太「ゴールデンゴールド」

作者:堀尾省太
講談社

定額制夫のこづかい万歳月額２万千円の金欠ライフ定額制夫のこづかい万歳　月額２万千円の金欠ライフ (モーニングコミックス)

一番展開が気になる漫画。

・吉本浩二「こづかい万歳」

作者:吉本浩二
講談社

ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL)

こづかい猛者がどんどんでてきて面白い。

・藤本タツキ「ルックバック」

作者:藤本タツキ
集英社